前回は、骨の化学組成と物理的特性について学びました。.
今回は、膜性骨と軟骨性骨についてお話ししたいと思います。.
骨は中胚葉性間葉組織に発生します。胎生第8週以降、間葉組織は膜状となり徐々に骨化が進行します。これを膜性骨と呼びます。あるいは、間葉組織がまず軟骨に発達し、その後骨化が継続するものを軟骨性骨と呼びます。.
1. 間葉膜内の一部の細胞は骨芽細胞に分化し、骨原線維と基質を産生します。これらにカルシウムが徐々に沈着して骨が形成されます。骨形成が開始される部位を骨化点と呼び、そこから放射状に外側へ広がり海綿骨を形成します。新生骨を包む間葉膜は骨膜と呼ばれます。骨膜下の骨芽細胞は絶えず新生骨を形成し、骨を肥厚させます。骨化点の縁では常に新生骨が形成され、骨が幅広くなります。同時に、破骨細胞が計画的に骨を破壊・吸収し、その後骨芽細胞が変換・再構築を行い、最終的に成人の骨の形状を形成します。.
2. まず間葉組織内に軟骨細胞が形成され、間葉組織内に軟骨膜が形成されます。間葉組織下の一部の細胞は骨芽細胞に分化し、軟骨体の中央部周囲に骨輪が形成されます。骨輪内の軟骨膜は骨膜と呼ばれます。骨輪が形成されると、血管が軟骨体の中心部を貫通し、それに伴い間葉組織が流入して赤色骨髄を形成します。流入した間葉系細胞は骨芽細胞と破骨細胞に分化し、骨形成を開始します。.
総じて、骨の開始と成長は、重力の影響下で身体を支える枠組みとして機能する骨が運動を実現するために極めて重要です。.
